ハリーとセブ同棲話その2■

・ハリーはクィディッチのプロ選手
・セブは自宅のラボで薬学の研究に没頭
・ハリーは2階、セブは地下とお互いの領域が決まっている
・セブの領域への不法侵入は厳罰(ハリー限定で)
・1階のLDKが共有スペース
・食事とティータイムへの出席は必ず



*オッケーな方は下スクロール










貧乏人は麦を食う







セブルス・スネイプ元ホグワーツ教授は自室で朝から探し物をしていた。探しているのは彼が十数年前に申請した特許に関する書類である。
 平均寿命がマグルより遥かに高い魔法界において定年制というものは無いに等しい。何しろ彼の前の職場の上司は100歳前後から50年もの間、校長職に居座っていたのだ。マグルからしたら信じられないことだろう。
 魔法界の人間には現在スネイプ"元″教授が暮らしている国の人間のようなワーカーホリックはいないが体の動くうちはできるだけ長く仕事を続けることがよしとされてきた。


ようするに細く長く生きろということだろう。
過労死?なんだそれは?


 かれらは失業者に非常に厳しく元気な退職者、ウーピーにも厳しい。政府の年金システムは欠陥だらけ、もちろん社会保障制度全体もそれに同じくだ。よって退職後、失業後のことは自分でなんとかしなくてはならない。


 そんなわけでわずか40歳でホグワーツを去ったセブルス・スネイプには現在確かな収入というものがない。
ホグワーツからの年金はローティーンの小遣いより少ないのだから。
 退職してからの数年間、彼は精力的に学会に主に脱狼薬に関する論文を発表してその多くは成功を収めていた。だが脱狼薬の研究は非常にコストがかかる。たとえ研究が成功しても帰ってくる利益はほとんどないのだ。これが今までこの薬を本格的に研究しようとする学者がいなかった理由である。

 よってセブルスの今の生活は十数年間の貯蓄と不安定な特許による報酬から成り立っている。


























*)中途半端なところで終わりましたね<他人事!?
魔法界の雇用制度とかについて勝手に設定。きっと今回しか使わないでしょうね。
 8月にイギリスに数週間滞在していたのでその感想も交えて。


私見:イギリス人は働かない;大半の店が午後5時に閉まる
    イギリスの店員は無愛想
    イギリス人は食事に時間をかけない;冷凍食品万歳
    イギリス人は時間をあまり気にしない
     ;始発のバスが30分も遅れてくる
    
世界中のイギリスの方、申し訳ありません(謝


・・・楽しかったですよ、イギリス。不満だったのは上の4点くらいなものです。
(04/09/2004)

一部修正 (05/09/2004)